台風5号が九州に接近中ですが、太平洋は小笠原近海と南シナ海に二つの熱帯低気圧が発生していて、南シナ海の熱帯低気圧が台風6号に、そして小笠原近海にある熱帯低気圧は台風7号のたまごとなっています。
今後、沖縄や九州。または関東への影響がどうなるのか、米軍の最新情報や気象庁の進路・天気図などから紐解いていきたいと思います。
台風6号・7号たまご2020米軍最新進路予想図
台風6号と台風7号たまごの米軍の最新情報・雲の様子です。
赤い矢印が3つありますが、中央にあるTS05Wというのが、現在沖縄を通過して九州を覆っている台風5号です。
そして、今回発生している台風6号は台風5号の左側の赤い矢印TD07Wと表記されているものです。
また、台風5号TS05Wの左側にある、TS06Wという表記が台風7号のたまごとなります。
台風6号も台風7号もいずれもまだ熱帯低気圧の表記ですが、気象庁が発表するよりも先に米軍の予想図の方がTSではなくTDと表記していることから、TD07Wは日本でいう「台風」になっている状況ですね。

いわゆる熱帯低気圧(最大風速が17m/s未満)のことを言うんだ。
TSはトロピカル・ストームの頭文字で、最大風速が17~25m/sの台風のことなんだよ。
7月は例年になく、台風がゼロの月でしたが、8月になって台風4号から始まって、急激に台風の数が増えていますね。
長かった梅雨の時期が明けて、気温も上昇、海面温度が上がったために、台風が発生しやすい状況になっているようです。
台風6号・7号たまご2020気象庁の情報!
それでは気象庁の発表している台風の状況をみてみましょう。
こちらが、気象著が発表している台風の天気図となっています。
8月10日の12時に発表されたものです。

引用:気象庁
午後1時(13時)には、yahooニュースで台風6号の発生が告げられました。
【#台風6号 MEKKHALA(メーカラー)が発生】https://t.co/6DgCIi9iZY pic.twitter.com/8rBthOtAFn
— Yahoo!天気・災害🌤(ヤフー天気) (@Yahoo_weather) August 10, 2020
関東の東京や名古屋、大阪の最高気温35℃で熱中症にも?
日本気象協会が発表している日本列島の温度がすごいです。
日本中がほとんど真っ赤です!!
北海道の一部を除き、ほとんどの都道府県で日中の最高気温が30℃~35℃の予想。

引用:tenki.jp
10日(月)の日本列島の気温は、全国で30℃を超える暑さとなっています。
そのため、熱中症も心配ですね。
台風6号・7号たまご2020沖縄や関東への影響は?
台風6号と台風7号のたまごの今後の沖縄や関東への影響はどうなのでしょうか。
天気図を見てみましょう
8月10日午前9時の実況天気図

8月10日午後9時(21時)の予想天気図

引用:気象庁
気象庁の発表する天気図の推移を8月10日午前9時から12時間後の午後9時(21時)の予想図と合わせてみてみると、台風6号は台湾を通って北上しているように見えます。
朝の段階では熱帯低気圧でしたが、午後9時には台風と表記が変わっていますね。
台風6号は沖縄に向かってきているので、沖縄に雨や風の影響がありそうです。
一方、台風7号のたまごですが、こちらは少し関東付近に向けて進んでいるようにも見えます。
台風7号たまごと(熱帯的圧)の北側(図の右上)に張り出している高気圧がほとんど停滞している状態なので、それに押されて日本列島に向けて進んでいるようです。
このまま勢力を保ちながら進むとなると、関東に影響がありそうな進路となっていますね。
北海道の上空にある雨を降らせる停滞前線に向けて台風5号が進んでいるため、停滞前線に干渉して北海道でも大雨が予想されています。
いずれにせよ、こん後の台風の動向に気を付けておきましょう。
まとめ
台風5号に引き続き、台風6号、そして台風7号のたまごが発生しています。
いまはまだ、台風5号だけが多少日本に影響を及ぼしている状況ですが、台風6号の今後の動き、そして台風7号たまご(熱帯低気圧)もこのまま発達しながら日本列島に近づくのかどうか、今後の動きも注意していきましょう。
日本列島では、お盆前の三連休ですが、各地で30℃~35℃を超える猛暑日となっています。熱中症にも十分ちゅういしてくださいね。
